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【カウンセラーのひとりごと】
そんなに焦って、何から逃げてるの?

焦りって、一度落ち着いたと思っても、またすぐ戻ってくる。
少し余裕ができたと思ったら、次の瞬間にはまた「何かしなきゃ」と心が走り出してる。

それは、焦りの正体が感情というより、防衛だからなんだと思う。

焦っているとき、人は不安を見たくない。
見たら崩れてしまいそうだから、手っ取り早く行動にすり替える。

スケジュールを埋めて、情報を集めて、人と比較して、未来を予測して、
そうやって頭と手を動かしている間だけは、怖さを忘れられるから。

けれど、怖さは消えていない。
ただ奥に押し込められているだけで、タイミングを見計らってまた顔を出す。
そして、また焦る。

d. She is seのコピー

このループから抜けるには、
怖さに触れるという一見逆行する選択が必要になる。

本当は何が怖いのか?
失うこと?
嫌われること?
置いていかれること?
それとも、何者にもなれないまま終わること?

それを言葉にできたとき、初めて焦りは止まれる。
逆に言えば、そこに触れないまま焦りを止めようとすると、また違う形で戻ってくる。

焦りは、怖さを感じないために、自分を守る働きだった。
だからこそ、焦りだけを責めたり否定したりしても、根っこは残ったままになる。

カウンセリングの中でも、焦りが止まらないという相談は多い。
でも話していくうちに、「こんな自分が嫌なんです」という自己否定が出てくることが多い。

焦ってしまうのは、それだけ怖いものを抱えてきたということ。
そんな自分を責めると、もっと怖くなる。

焦りをなくそうとするよりも、本当は何が怖いのか?
その理由を丁寧に見ていくことのほうが、大事なのかもしれない。

逃げれば逃げるほど、
追いかけてくるのが焦り。

逃げるのではなく、
足元にある感情をちゃんと見てあげよう。

 She places her hand softのコピー

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