みなさん、こんにちは。
カウンセリングサービスの大野愛子です。

今でこそ、自分の短所を堂々と人前で話せるのですが、昔は隠すことに一生懸命でした。自分を隠すことに精一杯で、いろいろなチャンスも逃してきたと思います。

自分嫌いの人が抱える苦しさをぎゅっとひと言にまとめるとしたら「自分が自分でなかったら、どんなにいいだろうか？」という感覚につきると思います。

そんなふうに世界中で一番自分を嫌ってしまうことがあるのならば、そんな方達のためにお伝えしたいことがあります。

自分を好きになりたいのであれば、自分嫌いから抜け出そうとすることをこの際一旦やめてしまうことです。抜け出したいに決まっているところを重々承知で申し上げているのですが、少しだけ聞いてください。
 

自分嫌いな人は、自分のダメなところを発見するのがとても上手です。その多くはつねに他の誰かと比べて「自分のここもダメ、あそこのダメ」と感じています。

比較する相手がいるからこそ自分にダメ出しをするのですが、その時に何をしているのかというと、相手の価値や魅力や才能を見出しているのです。

「あの人のここはすごいのに、自分のここはダメだ」

人の素晴らしいところを見ながら、自分のちっぽけなところを見ているのです。

人の価値や魅力や才能を見出せるのは、じつは自己嫌悪が強い人の最大の「才能」なのです。

もしあなたが、まわりの誰かの素晴らしさを見出したのならば、それを伝えることでその人はとても救われます。

もしかしたら、その人だって自分のことを嫌っているかもしれません。あなたは自分を嫌うことがどれほどつらいことなのか、人一倍身に染みてわかっているはずです。

あなたのひと言が、その人の喜びや希望になったとしたら、どうでしょうか？

そんなことができる自分のことを、好きになれそうな気がしませんか？

自分嫌いは直すものではなく、受け入れるもの。受け入れることができたら、次はそれを才能として誰かのために使ってみるのです。自分嫌いだからこそ、できることもあるのです。

いつか自分の短所を笑いとばせる、そんな日が来ますように。

そんなことを学ぶ場を作りたくて、
このワークショップを開催します。
よかったらご参加くださいね＾＾