
1.失恋直後はショック状態

失恋のご相談を頂くことが多いのですが、失恋直後か、失恋後三か月目ぐらいの方がご相談に来てくださることがよくあるのです。
失恋直後の場合はあまりのショックに夜も眠れなくなり、仕事にも行けなくなり、「あまりにもつらくて耐えきれない」という痛みでお越しくださるのです。
次に多いのが失恋三か月後ぐらいの場合です。こちらは失恋直後のショックというよりは、「なかなか立ち直れない。いつになれば前に進めるのだろうか」という痛みでお越し下さるのです。
同じ失恋の悩みであっても、時期が違えば感じる痛みもまた違ってきます。ですので、失恋直後でなくてもぜひカウンセラーを頼ってほしいと思うのですけど。
今日は失恋後三か月~半年の方に向けて書いてみたいと思います。(人によっては1年後くらいまで当てはまる場合があるかもしれませんので参考にしてくださいませ。)
2.失恋三か月後は暗闇状態

失恋三か月後~半年後の方というのは、泣くだけ泣いてもう涙も出ないような状態にいる方が多いようです。
失恋直後のような何をしていても涙があふれてくるような状態ではないけれども、どんよりウツウツとしたやる気のなさを感じていることが多いかもしれません。
たとえるのならば、“燃え尽き症候群”のような状態にいるのですが、本人にも自覚がないうえに、ましてやまわりに人はもっとわかりにくいのです。
なぜならば、三か月も経つとまわりの人も「もうだいぶ元気になったよね」と思いますし、本人も「もう大丈夫!」と装ってしまうからです。
失恋直後はあまりのつらさに耐えられず、まわりの人を頼って話を聞いてもらったり、そばにいてもらったり、気にかけてもらえることがあるかもしれません。
しかし、三か月も経ってくると、「そろそろ、大丈夫だよね?」という空気感が漂ってくるので、本人も「もう忘れなきゃ!もう前を向かなきゃ!」と焦り出すのです。
それに「もう何度も何度も同じ話を聞いてもらうのは悪い」と思い始めます。いつまでも愚痴を言っていてはいけないと自分に言い聞かせるのです。
失恋三か月後ぐらいになると、彼に対しての“怒り”が出てくる人も多いです。彼と一緒にいる時は、“好きだから”という一心で我慢してきた気持ちが、あとになってフツフツとわいてくるのです。
ぶつけようのない怒りは、心のなかでくすぶり続けます。もはや彼にぶつけようもないので、もって行き場のない怒りにひとり苦しむことになるでしょう。
失恋三か月後あたりは、正直いってまだまだ苦しいはずなんです。ですが、そろそろ前に進まなければと自分の厳しくなりがちな時期でもあるのです。
さきほども書いたように失恋後三か月目あたりは、心が燃え尽きた状態にいることがほとんどです。でもね、頑張り屋さんほど、ここで平気なふりをして頑張るんですよね。
さも立ち直ったような顔をして、作り笑顔で笑ってみせて、みんなを安心させようとします。すごくやさしいんですけれどね、でも、自分にはやさしくないんですよね・・・。
頑張り屋さんは、あたかも立ち直ったかのように、「もう大丈夫だよ!」とも見せるのがすごく上手いんですよね。
自分が落ち込んでいても自分以上に落ち込んでいる人がいれば、自分のことなんてそっちのけで相手の話を聞いてあげるぐらいのことは、平気で出来てしまうんです。
そして、そんな人が人知れず、カウンセリングにやってくるのです。私はそういう人に何人も会ってきました。昔から、そしてつい最近もです。
3.失恋は心の複雑骨折のようなもの

でもね、ちょっとだけ知っておいてほしいんです。失恋というのは、たとえるのならば心が複雑骨折するようなもの。そんな自分に平気なふりをさせているのですから、だいぶ酷なことをさせているのです。
誰にもわからないように、こっそり失恋から立ち直りたいと思う人も、けっこう多いですよね。自分のことなのだから自分でなんとかしなきゃいけないって頑張ってきたんでしょうね。
頑張り屋さんは、“人にしてあげられることが自分にはしてあげられない”ところがあって、それがまた失恋からの立ち直りを遅らせてしまう原因にもなっているのです。
人にはやさしくできるのに、自分にはやさしくできない。
人には大丈夫?と聞いてあげられるのに、自分には大丈夫?と聞いてあげられない。
人のためには怒れるのに、自分のことになると怒れない。
そんな人が失恋から学ばなければいけないのは、「もうひとりで抱えるのは限界なんだ」ということでもあるのです。ここをひとりで乗りきるのは、ちょっとむずかしいのですね。
きっと彼とお付き合いしているときも、たくさんの不安やさみしさを自分ひとりで抱えながらも平気なふりをしていたのでしょうね。
頑張り屋さんが良かれと思ってやっていることが裏目に出ると、「僕は何のために彼女と一緒にいるのかな?全然信頼されていないのかな?」と感じさせることすらあるのです。
愛する人の前で自分のネガティブな気持ちを隠してしまう。それが頑張り屋さんの心のクセになっています。
だからね、「あなたが人にしてあげることを、今度は自分にしてあげる必要」があるんです。こんな時だからこそ、人にしてあげていたことを今度は自分がしてもらう番なんです。
「私ね、まだ本当は彼のこと忘れられないんだ」
「本当はね、まだ全然立ち直れていないの」
「ごめんね、いっぱい話聞いてもらったのに」
「でもまだ、つらいんだ」
あなたはまわりの人のこういう部分、たくさん受け入れてきたはず。だから、今度は自分が受け入れてもらう番なんです。それができないと、いつまでも心のなかにいる彼にしがみつくしかなくなります。
なかにはあなたに厳しいことを言う人がいるかもしれません。「いつまでもそんなこと言っていないで、さっさと次に行こうよ!」「終わったものは仕方がないでしょ。悩んでいるだけ時間のムダだよ!」とか。
そんなときは、「私もこの言葉、ずっと自分に言ってきたんだな」と思ってほしいんです。その言葉に傷つくように、あなたも自分で自分のことをだいぶ傷つけてきたことがわかるはずだから。
だからね、私はカウンセリングの最後にこうお願いします。「あのね、あなたのまわりの人にほんとの気持ちを言ってごらん。本当はまだつらいんだって。ただそれだけでいいから言ってごらん。」
すると、「やっぱりそうだよね。そうなんだろうと思っていたよ」なんて言ってくれる人がいるかもしれません。「本当は、もっと頼ってほしいなと思っていたんだよね」なんて人もいるかもしれません。
頑張り屋さんは頑張れない自分が大嫌いなので、人に弱みを見せるのがとても下手くそです。だけど、“ひとりで頑張ること”を手放すことで乗り越えられる試練もあるんです。
誰にもわからないように、こっそり失恋から立ち直りたいと思う人も、けっこう多いですよね。自分のことなのだから自分でなんとかしなきゃいけないって頑張ってきたんでしょうね。
頑張り屋さんは、“人にしてあげられることが自分にはしてあげられない”ところがあって、それがまた失恋からの立ち直りを遅らせてしまう原因にもなっているのです。
人にはやさしくできるのに、自分にはやさしくできない。
人には大丈夫?と聞いてあげられるのに、自分には大丈夫?と聞いてあげられない。
人のためには怒れるのに、自分のことになると怒れない。
そんな人が失恋から学ばなければいけないのは、「もうひとりで抱えるのは限界なんだ」ということでもあるのです。ここをひとりで乗りきるのは、ちょっとむずかしいのですね。
きっと彼とお付き合いしているときも、たくさんの不安やさみしさを自分ひとりで抱えながらも平気なふりをしていたのでしょうね。
頑張り屋さんが良かれと思ってやっていることが裏目に出ると、「僕は何のために彼女と一緒にいるのかな?全然信頼されていないのかな?」と感じさせることすらあるのです。
愛する人の前で自分のネガティブな気持ちを隠してしまう。それが頑張り屋さんの心のクセになっています。
だからね、「あなたが人にしてあげることを、今度は自分にしてあげる必要」があるんです。こんな時だからこそ、人にしてあげていたことを今度は自分がしてもらう番なんです。
「私ね、まだ本当は彼のこと忘れられないんだ」
「本当はね、まだ全然立ち直れていないの」
「ごめんね、いっぱい話聞いてもらったのに」
「でもまだ、つらいんだ」
あなたはまわりの人のこういう部分、たくさん受け入れてきたはず。だから、今度は自分が受け入れてもらう番なんです。それができないと、いつまでも心のなかにいる彼にしがみつくしかなくなります。
なかにはあなたに厳しいことを言う人がいるかもしれません。「いつまでもそんなこと言っていないで、さっさと次に行こうよ!」「終わったものは仕方がないでしょ。悩んでいるだけ時間のムダだよ!」とか。
そんなときは、「私もこの言葉、ずっと自分に言ってきたんだな」と思ってほしいんです。その言葉に傷つくように、あなたも自分で自分のことをだいぶ傷つけてきたことがわかるはずだから。
だからね、私はカウンセリングの最後にこうお願いします。「あのね、あなたのまわりの人にほんとの気持ちを言ってごらん。本当はまだつらいんだって。ただそれだけでいいから言ってごらん。」
すると、「やっぱりそうだよね。そうなんだろうと思っていたよ」なんて言ってくれる人がいるかもしれません。「本当は、もっと頼ってほしいなと思っていたんだよね」なんて人もいるかもしれません。
頑張り屋さんは頑張れない自分が大嫌いなので、人に弱みを見せるのがとても下手くそです。だけど、“ひとりで頑張ること”を手放すことで乗り越えられる試練もあるんです。
4.失恋半年後は夜明け前

『夜明け前がいちばん暗い』という言葉がありますよね。
人によりますが、失恋して三か月~半年後は、まさにそのような暗闇の中にいるような時期です。必ず闇は明けてくるのですが、真っ暗闇のなかで何も見えない心細さがあります。
暗闇のなかでたったひとりで、「誰か助けてください」という叫び声をあげるしかできないかもしれません。でもあなたの声を聞いた誰かの「こっちだよ。こっちにいるよ」という声を頼りにして歩いていくと、かならず光のある場所に辿りつくことができます。
この闇を抜けたら、今までと全く違う自分がいることでしょう。ありのままを見せても愛される自分がそこにはいるからです。
大丈夫なふり、平気なふりをしている人ほど、失恋からの立ち直りは長引く傾向があります。つまりは、頑張り屋さんほど時間がかかってしまうのです。
多くの人とお会いしてそのようなことを感じたので今日は書いてみました。参考になりましたら幸いです。
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