いつもありがとうございます。
カウンセリングサービスの大野愛子です。
今日は、男女のコミュニケーションのお話しをしましょう。
さみしくてちょっと拗ねてしまっているようなとき、
わかってもらえない気持ちが大きくなりすぎているとき、
いいたいことがあるのだけれども言葉にできないとき、
女性は自分の感じている気持ちと“うらはらな態度”をとってしまうことがあります。
女性はそれを無意識的にしているので、本当に伝えたい気持ちはこれっぽっちも伝わっていないのです。
女性はわかってもらえないもどかしさ、
男性はわかってあげられないもどかしさ、
その両方がぶつかあり合って、ケンカになることも多いですよね。
たとえば、こんなケースはありがちかも。
彼の仕事が多忙なため、楽しみにしていたデートが取りやめになった。
「ごめんね。申し訳ない」と彼が言うから、
「そうなんだ。わかった」と彼女は言った。
だけど、これでドタキャンは3度目だ。
私のことはどうでもいいのかと思ったら、腹が立ってきた。
「仕事じゃ仕方ないよね」
彼女はなるべく彼を責めないように冷静にそう言った。
「なんだよ、その言い方。オレだって、悪いと思っているんだから」
彼はなんだか不機嫌そうにそう答えた。
こんなときの女性の言葉は、「仕事じゃ仕方ないよね」と言っていますが、言葉の裏に“怒り”の感情があります。
男性はこのようなとき、女性の“怒り”のほうを察知して、そちらに従った反応をすることがとても多いのです。
つまりは、男性は無意識的なメッセージ(機嫌・雰囲気・感情とか)に、無自覚にちゃんと反応するようなところがあるのです。
女性は、怒りを抑え込んだまま、言葉を発することがとても多いようです。
ですが、相手の愛情を求めるときに、本来使うべき感情は“怒り”ではありません。怒りを怒りのまま使ってしまうと、“拒絶”のメッセージとして相手には伝わります。
怒りは感情のふたとも言いますが、私たちが怒りを感じているときの本当の感情は、
愛してほしい
わかってほしい
助けてほしい
このいずれかであると言われています。
同じ「仕事じゃ仕方ないよね」という言葉でも、
「あなたの愛情が必要だ」という気持ちで伝えるのと、
「あなたの愛情など必要ない」という気持ちで伝えるのとでは、
まったく違った感情のメッセージになるのです。
女性は、言葉と態度が裏腹な表現をすることがとても多いようです。
あなたの愛情が必要だと思うときには、すこしさみしげな態度や、すこし甘えたような声で、「楽しみにしていたから、それは残念だな」とわかるように伝えたほうがいいのです。
そうすれば、言葉と感情がダブルメッセージにならず、男性にとってもどうしてあげたらいいのか、理解がしやすいのです。
男性もつわものになりますと、「家に帰って玄関のドアを開けた瞬間に、今日の奥さんの機嫌がわかる」という方がいらっしゃるほどです。
言葉じゃないんですよね。醸し出している雰囲気なんですよね。オーラなんですよね。ビームなんですよね。表情なんですよね。目つきなんですよね。声のトーンなんですよね。
本能なんでしょうかねぇ・・・。(その昔、お母さんが怖かったから)
男性は女性の機嫌には敏感です。
長年の私の経験から言いましても、「私の機嫌が悪い理由ぐらい、なんであなたはわからないの?」という態度をとって、良いことが起こった試しはありません。
次のデートの約束をしたいのであればなおさら、不機嫌な態度をとることにメリットはないのです。
とはいえ、頭で考えてみても、少々難しいのです。これはテクニック論ではありませんから。
「あなたの愛情が必要だ」という気持ちで伝えるのと、
「あなたの愛情など必要ない」という気持ちで伝えるのとでは、
まったく違ったメッセージになるということだけ、心にとめておいてください。
でも、コツを書いておきますね。
“すこしさみしげな態度や、すこし甘えたような声で”
ですよ。

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