
「別れると決めたのに、別れられないんです」というご相談、けっこうあるんですよ。それはね、別れると決めたからこそ、そうなることもあるんです。今日はそんなお話を。
1.別れると決めたからこそ、別れられなくなる

女性は決めるまではとことん悩むんですけれど、決めたらスパッと行く人がけっこう多いんです。だけど、別れると決めたからこそ、別れがたくなることがあるようなんです。
う~ん。そうだな。不倫とかつらい恋愛している人に多いかな。今までがつらすぎたから、「ええい!別れるぞ!」と決めたら、なんかホッとしちゃうんですよね。
「もうこれで悩まなくて済むぞ」と思うから、気がラクになるんです。気がラクになると気持ちに余裕ができて、あれだけ悩んでいたことがどうでもよくなってくるんですよね。
どうでもよくなってくると、言いたいことが言えるようになったり、自分のしたいようにすることが増えてくるんですけれども…
すると、あれだけ終わりかけていた彼との関係にロマンスが戻ってきちゃうことがあるんですよね。それって、なんといいますか…
「別れようと決めたからこそ、開き直って自分を表現してみたら、なんだか彼との関係がうまくいくようになり、別れたくても別れられなくなってしまった」ということなんです。
2.次に行けないのはなぜ?

このようなご相談を頂いた時には、私はきっとこういうでしょう。「なんかもう、つらいのに慣れちゃったんですね」と。
別れなくてもつらいし、別れてもつらい。どっちみちつらいのだとしたら、人は今のままでいることを選ぶことだってあるのです。
だから、次はこう聞くでしょう。「もし前に進まないことを選んでいるんだとしたら、どうしてなんでしょう?」
もちろん、別れると決めたとたん、彼との関係がうまくいきだしたので別れがたいという気持ちもあると思います。だけど、知りたいのはもっと深いところにある本当の理由です。
とても多いのは、「もしかしたらひとりになるのがこわいのかもしれない」「ずっとひとりだったらどうしよう」という理由です。
なかなか会えない彼でも、たとえ不倫の彼でも、誰かと繋がっているという感覚は、安心感をもたらしてくれるのです。つまりは、ひとりになるよりは、つらくてもふたりでいるほうがマシなんですよね。
すると今度は、「次の人が見つかったら、今度こそ別れよう」という妥協案を自分に採用するようになります。
でもね。この妥協案は、別れを先延ばしにしただけなんですよね。先延ばしは、あっという間にこのままの2、3年を作り出すことがあります。
つらいことに慣れている人は、「そこに居続けること」に忍耐力を発揮してしまうことがあるからなんですけれどもね。
さて、困りましたね…。
3.答えを出せる自分になる

そんなときには、「ちょっと自分の心を見つめなおす時間を取ってみてはどうですか?」とご提案をすることがあります。
つまりは、「彼との関係性に答えを出すことをいったんやめてみましょう。そして、答えを出せる自分になりましょうよ」というご提案なんです。
別れたくても、別れられない。もしその理由が「ひとりになるのがこわい」のだとしたら、ひとりぼっちだった過去を見つめなしてみる必要がありそうですよね。
ひとりになるのがこわいという感覚は今にあるものではなく、ずっとずっと過去から続いている感覚なのかもしれないから。
そして、過去を見つめなおしたら、今度は未来を見つめてみます。
「私はどんなことに幸せを感じるのかな?」
「パートナーと過ごす理想の一日ってどんなだろう?」
「幸せな結婚、幸せな夫婦ってどんなイメージ?」
ここで必要なのは、自分にとっての幸せをちゃんとイメージすることです。すると、今の恋愛にだんだんと答えが出てくるでしょう。
もちろん、今の彼がダメだと言いたいわけではありません。彼だけを見つめていても答えがでないときには、自分自身をとことん見つめなおしてみることで自然と答えが出ます。軸を彼から自分に戻してくるからです。
過去と未来をみることで、「今」に答えを出せるようになる。カウンセリングではそのような光景にとても多く出会います。
ゆっくりで構いません。答えを出せる自分になっていきましょう。
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