こんにちは。
カウンセリングサービスの大野愛子です。
「彼は一体どう思っているのでしょうか?」
「彼にとって私の存在ってなんでしょうか?」
これは多くの女性の心の叫びです。
ですが、それを言葉にできないのが男性であり、
言葉にしてほしいのが女性でもあります。
今日はせつない恋のお話をお届けします。
「嫌いになったわけではないけれど、でも、もう付き合えない」
こんな言葉で、男性が別れを告げることがあります。
別れを告げられた女性は、とても戸惑います。
「こんなところが嫌いになったから、もうやっていけないんだ」とストレートに言われたほうが、まだスッパリと諦めがつきそうなものなのに。
たしかにこれでは、納得ができないですよね。ですが、このような言葉で別れを告げる男性は少なからずいます。
多くの女性は、こう男性に聞きたくなることでしょう。
「私にダメなところがあるのならば、すぐに直すから教えて」
そして、言うのです。
「あなたの本当の気持ちを教えてほしい」
私を嫌いになった『本当の理由』があるのならば、それを教えてほしいと女性は思うものだからです。
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でも、多くの男性はそれには答えないでしょうね。
もしその女性が、本気で彼に嫌われてしまったと思っているのだとしたら、それもちょっと違うかもしれないからです。
すこしだけ、考えみてくださいね。
「嫌いになったわけではない」という表現をつかうとき、どこかには「でも、好きでいられない」という気持ちが含まれているのです。
好きでいられないことに悩むのは、好きでいたからです。
その女性のことが好きで、彼なりにいろいろとしてきたのだけれども、「このまま付き合っていても、ここから先が見えない」と思ったときに、別れを考える人が多いようです。
先が見えない理由は、「男としての自信がなくて、将来を考えられない」という場合もありますし、「好きだから我慢をしてきたけれど、これ以上は無理なんだ」という場合もあります。
好きでいたからこそ、悩んで考えた末の答え。男性にとっては、「好きでいられないこと」と「嫌いになる」ことは、気持ちの上では大きな違いがあります。
好きでいられなくなったときには、以前ほど相手を愛せなくなった自分への葛藤と、男としての自分の不甲斐なさと、相手に対する申し訳なさが混じって含まれているようです。
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「ダメなところがあるのならば直すから」と多くの女性はいいますが、「言ってから直すのでは、もう遅いんだ」と考えるのが男性です。
女性はプロセス(努力の過程)を重視しますが、男性は結果(今の現状)を重視するようなところがあります。
だから、今さらとなれば、あえて「何も言わない」ということもありうるのです。これをどう受け止めるかは、人それぞれかもしれません。
傷つけることがわかっていても別れようとするとき、それでも精一杯の傷つけない方法として、「付き合えない」というあいまいな別れ言葉になることもあるようです。
それは彼なりのやさしさでしょうか。そのやさしさにすこしの愛を感じるからこそ、どうしてもすがりつきたくなってしまうけど、それをどう受け止めるかは、人それぞれかもしれません。
「ずっと好きでいられないのに、このまま付き合うのは申し訳ない」と考える男性に多いケースのような気がします。
どこか真面目で不器用な男性だからこそ、そんな言葉になるのでしょう。
このような態度をとられると、多くの女性は復縁を望みたくなってしまうかもしれませんね。
彼なりのやさしさであるとき、「私のどこが悪いのか教えてほしい」「嫌いになったのならばそう言えばいいのに」と問い詰めてしまうのは、お互いに傷つく結果になりやすいようです。
女性は意外と白黒ハッキリつけたいところがあります。ゆえに、絶対に関係修復がムリだというところまで、感情的に相手を責めてしまう女性も多いので、気をつけてくださいね。
それを望まないので、男性はこのような方法をとっているのです。
逃げととるか、やさしさととるか。どうとらえてもよいのだと思うのですが、自分が愛した女性だからこそこのような態度になることを覚えておいてください。
なんか難しいですね、オトコゴコロって。最近、このような男性が増えているような?
もしわからなくなったときには、一緒に悩みましょうね。ご相談くださいませ。
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